古典落語「船徳」

あらすじ
船宿に居候をしている若旦那「徳」が船頭を無理やり始めて、知らずに乗った客が大変な目にあう。っていう有名な噺。


ひとこと
仕草、雰囲気作り、人物設定などなど多くの事に気を使う、忙しくて難しい噺です(どの噺もそうですが)。

あと、名人の芸に憧れて「やっている芸人だけが船に酔っていて、お客さんが船に乗っていない?事が割と起こりやすい、おっそろしい噺」というイメージが僕にはあります。

僕は船の場面では、常連の客と誘われた客のやりとりに重点を置いているので、他の人の「船徳」とはちょっと違った感じになっていると思います。

テーマ?的には「(船や落語を)初めて誘った友人に、いいモノだと思ってもらいたい。いや、言い張りたい!」です。とてもやりがいのある噺です。やるのはおっそろしいですが。