新作落語「ドライブスルー」

あらすじ
台所で昼飯を食べている一人の男。突然、道路沿いの小窓が開いたかと思うと、「チーズバーガーセット下さい!」

話を聞いて窓の外を見てみると、看板の、『(すぐそこ)ここから300メ-トル』の文字が木の枝に隠れて見えていなかったのだ。男は事情を話しにハンバーガーショップに行くが…


ひとこと
特にテーマとかはありません!

ネタができなくてボーっと看板を見ながら、「ここ?ドライブスルーでしょ?」「違うよ」「またまた~!ドライブスルーでしょ?」「だから違うってば!」この会話のみから広がって、すぐに出来た噺です。

そういう時のネタの方が残るっていうのもよく聞くハナシ?です。ブツブツ言うのも役に立つモノですよ?

このネタは無理に押したりしないで、できるだけ淡々とやるように心がけてます。その方がヘンな感じが伝わって、地味な割には後から、『覚えている』と、よく言われるネタです。自分の中でも珍しい雰囲気の噺で、やっている方が楽しいという点では、一番かもしれません!

ちなみに建物の位置関係とかが怪しいのは、古典の『口入屋』もそうですし、ご愛嬌という事で。まあ、言わなきゃ誰も気にしなかったと思いますが、一応。