新作落語「公園の悪いおじさん」

あらすじ
舞台は昭和60~70年代。クリスマスに欲しいプレゼントがもらえないと聞いた少年は、『サンタなんていないんだろ!』と叫び家を飛び出す。

その足で近所からは「悪い人」とされている男に、「悪者になるから子分にしてくれ」と頼む。男は取り合うことも無く、崖の上の公園から見える景色を素晴らしさを少年に教え、立ち去ってしまう。

一人残された少年は、行く当ても無くさまよい、また夕暮れの公園に戻ってくるが、そこで意地悪な同級生とケンカになり、同級生の持っていたオモチャを崖に落としてしまう。

少年はオモチャを取ろうとするが、崖から落ちそうになってしまう。そこへ「悪い」男が戻ってきて、少年を助けようとするが…


ひとこと
このハナシは初めから、クリスマスっぽい雰囲気のものを作ろうとしたパターンです。どうやって作っていったかは…えー、忘れました!

同じようなネタを作るつもりは無かったのですが、『クリスマスの夜に』と同じように「大人と子ども」「プチ人情」なハナシになってしまいました。

僕の中の「クリスマス感?」はそうなんでしょうか??自分でも分かりませんが、まあ雰囲気良くしたかったんですね。

余談ですが、古典ではそういう事はないのですが、僕は新作で人情っぽいものをやる時は、わざとやっている面もあるのですが、割と淡々とやる『クセ』があるようです。

別に恥ずかしい訳ではないのですが、自分の作った話で『お涙頂戴』し過ぎて、ストーリーが見えづらくなるを、避けたい気持ちがあるんだと思います。

…んー、やっぱり恥ずかしいのかなあ?ん~~~。